Saturday, October 07, 2006

一期一会:日本語クラスの生徒と最後の晩餐会

                    一期一会 (いちごいちえ)


日本語の生徒とのフェアウェルパーティーを、日本語クラス経営者のレストランで開催。手巻き寿司セットを18ポンドのところを12ポンドにディスカウントしてもらう。Mさん、Aさん、完璧なお食事の準備と今まで日本語クラスのサポートをどうもありがとうございます。

自分で勝手に最後の晩餐会と名づけ、参加者にはただの夕食会としか伝えていなかったので、私からのサプライズプレゼントにきっと皆は驚くだろうととてもわくわくして皆にプレゼントを渡そうとした。前日に学習者一人一人に「一期一会」という言葉を彼らの名前とともに習字で書いた。結構どんな言葉がふさわしいか考えた。ところが、私がプレゼントを差し出そうとした時、ある生徒が皆からプレゼントと袋を渡してきた。これは思いもよらない不意打ちだった。(えー??皆このパーティーの趣旨をしっていたのか?)逆に驚かされた。そして、袋を開けると、なんともかわいらしい「充恵 世界の一番 先生」と書かれたティーシャツだった。これは。。。。勉強との両立でやっていた日本語教師のバイトで、自分としては完璧な準備ができなかったにもかかわらず、こんな言葉をいただき、絶句だった。しかも、このティーシャツを作ってくれたティーシャツ会社の社長マーティンは新しい生徒で、最高の言葉をもらい、本当に日本語教師を続けてきてよかったと思った。日本語を教えることを通して、イギリスとの違いについて話し合ったり、 逆に日本の文化、日本語の特有性をこちらも気づかせてもらった。そしてなにより、日本語を学習している人たちの個性はさまざまでおもしろい。そして、普通のイギリス人よりも日本人の感覚を理解しているせいか、日本人らしい一面もあり、授業を通して、話をするのは楽しかった。普通のバイトに比べ、授業準備などで時間を割く部分もあるけれど、これによって得た素晴らしい生徒たちとの出会い、そして彼らからの感謝の言葉、激励によって、全てのマイナス面はは吹き飛んだ。日本語を教えてきてよかったと思った。そして、今後ももし彼らが日本に来たときに、何かサポートができたら本当に最高だ。そして、初参加の日本人のYさん、S君からも、何故だかプレゼントを頂いてしまい、本当に不意打ちだった。どうもありがとう。 


翌日、生徒のマーティンから早速私があげたお粗末な習字を部屋に飾っているというメールと写真をもらった。あーー、なんとも素晴らしい生徒だ。よい生徒に恵まれ本当に幸せだ。

みなさん、どうもありがとう。私はみんなと出会え、そして色々なことを分かち合え、本当によい時をこのブライトンで過ごすことができました。この日本語のブログ、頑張って解読してください。日本に来るときは必ず連絡してくださいね。また、いつか皆で再会できるといいですね。結婚式には皆さんを招待するので、ぜひ来てくださいね。いつになるかは未定ですが、首を長くして待っていてください。

チアーズ!!  みんなのベストティーチャーになれるよう今後もベストを尽くします。 

                                              充恵より

追伸:マーティンさん、私の漢字よく探せましたね。さすが、私の生徒、マーティンさん。